Something / Beatles コード進行
こんにちは♪ Dotchysです。今回はビートルズのジョージハリスンの名曲サムシングのコード進行をご紹介します。
Somethingはビートルズ後期のアルバムAbbey Roadに収録されています。またCome Togetherとともにシングルカットされていてビルボードで一位を獲得しています。
Somethingはジョージの一番美しい曲と言われているのですが、結構たくさんの人がレノン/マッカートニーの曲だと勘違いしているようです。
キーボード弾きとしては、オルガンとストリングが混ざった音で弾くバッキングがとても気持ちが良い曲ですね。
1. 参考音源
2.コード進行
アーティスト : Beatles
作詞作曲 : George Harrison ジョージハリスン
キー : C
拍子 : 4/4
解説:
イントロの F-Eb-GonD がとても個性的で最初からキャッチーさ全開です。ベースラインが(F)-Eb-D-Cという感じで降りてくるのがとてもカッコ良い響きです。と、いきなりのハイテンション。
Aメロも C-Cmaj7-C7 の部分のベースはCmaj7のところでGを弾いていてトップノートだけがC-B-Bbと一つずつ落ちていく感じがとても印象的です。センスあるなぁ。
Bメロに進むと、Amからの下降クリシェが出てきますが単純にベースがA-G#-Gと降りてくるのではなく、
ラーーーミファミレドシラソ#ソ
という具合にオブリガートみたいになっているところもポイントですね。
そしてサビの前にイントロのF-Eb-GonDが出てきて、サビではCではなくてAにつなげています。これ(GからCではなくAにつなげる)はKey=C からAへの転調の典型的なパターンですが全く使い古された感が無いのが素敵ですね。
サビがなんとなく劇的に聴こえるのは、リズムパターンが70%ぐらい効いているのではないかと思います。ピアノやギター一本でカバーする時はこのリズムパターンを意識して演奏するとより「らしく」聴こえると思います。
そのあとの、I don’t know、I don’t know と叫ぶ部分ですが、
一回目の雄たけびでは、直後にAがきて、ベースがラソ#ソファ#ファミと一音ずつ降りてきてサビの最初に戻ってコードAにつなげています。
二回目の雄たけびでは、直後にCがきて、ベースがドシラソミレド と今度は一音ずつではないですがCのダイアトニックスケール通りに降りてきてコードCにつなげてAメロに戻しています。
このとても自然で且つ劇的な転調のやり方がこの曲の肝なのではないかと思います。単純にAからポーンとCに投げてしまってAメロに戻るというようなダサイ転調しか出来ない我々ど素人では絶対に思いつかない世界ですね。
コード進行
Intro
|F・Eb GonD|
Aメロ
|C・・・|Cmaj7・・・|C7・・・|F・F ConE|
|D・・・|G (Am7onG G7onB)・|
Bメロ
|Am・AmonG#・|AmonG・AmonF#・|F・Eb GonD|
Aメロ
|C・・・|Cmaj7・・・|C7・・・|F・F ConE|
|D・・・|G (Am7onG G7onB)・|
Bメロ
|Am・AmonG#・|AmonG・AmonF#・|F・Eb GonD|
|A・・・|
サビ I don’t
|A・C#m onG#・|F#m・F#m7 onE・|
know I don’t know
|D ・ G ・ |A・・・|
I don’t
|A・C#m onG#・|F#m・F#m7 onE・|
know I don’t know
|D ・ G ・ |C・・・|
間奏
|C・・・|Cmaj7・・・|C7・・・|F・F ConE|
|D・・・|G (Am7onG G7onB)・|
|Am・AmonG#・|AmonG・AmonF#・|F・Eb GonD|
Aメロ
|C・・・|Cmaj7・・・|C7・・・|F・F ConE|
|D・・・|G (Am7onG G7onB)・|
Bメロ
|Am・AmonG#・|AmonG・AmonF#・|F・Eb GonD|
Out
|A・・・|
|F・Eb GonD|C・・・・
メッセージ